金平糖ができるまで

金平糖作りはシンプルな作業ですが、同時にその日の気温、湿度、室温に左右されるので、とてもデリケートです。
職人独自の勘と熟練した経験により、窯の回転する早さや傾き、糖蜜の吹き付け方や混ぜ方を常に変化させることで、形の良い金平糖に育てていくのです。
「いろは屋」の金平糖はこの繊細な製造工程を、時間をかけて生み出しているからこそ、優しい美味しさの金平糖をみなさまにお届けすることができるのです。
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一粒の金平糖は一粒の砂糖を中心に作られます。 約100度に熱した大きな窯に砂糖を入れ、窯を傾けながらゆっくりと回転させ、砂糖の粒を転がしていきます。 |
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窯の中で転がる砂糖一粒ひと粒に、溶かした砂糖(糖蜜)をまんべんなく吹きかけ、粒同士がくっつかないように丁寧に混ぜていきます。 | ![]() |
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焼けた鍋の表面を糖蜜で濡れた砂糖粒を転がすうちに、糖蜜の固まり方に大きな変化が出てきます。固まった部分は少しだけ盛り上がり、これが金平糖の角(つの)に育っていきます。 | ![]() |
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この作業を14日間、1日も休まず続けてゆくことで、金平糖が少しずつ大きくなっていくのです | ![]() |
金平糖で最も大切な角(つの)部分の品質を保つため、体にも優しい天然の食用パウダーを絡めて仕上げます。日本古来の和色名にちなみ、フルーツ系中心の12種類からご用意いたしております。お好きな味、お好きな色からお選びください。